京都市、幕末を闊歩した新選組筆頭局長・芹沢鴨をしのぶ法要が八木邸にて営まれました
幕末の京都で活躍した新選組の筆頭局長芹沢鴨をしのぶ法要が京都市中京区の八木邸で営まれました。参列者の皆さんは、激動の時代を生きた名物局長の威風に思いをはせていました。
芹沢は、1863年に清河八郎の浪士隊に加わり入洛。清河が去った後も近藤勇や土方歳三らと京都に残り、治安を守る壬生浪士組の筆頭局長を務めた。しかし、近藤や土方と徐々に対立し、八木邸で暗殺されました。
新選組の屯所だった八木家と京都新選組同好会が主催となり、文久3(1863)年9月に芹沢が八木邸内で暗殺されてから150年以上がたち、あらためて功績を顕彰しようと、節目ごとに内々に営んでいた法要を初めて公式の法要にされました。
八木家次期当主の八木勢一郎さんは「先祖から『酒さえ飲まなければひとかどの人物だった』と聞いた。法要が再評価のきっかけになればいい」と語っておられました。
(はんなり菊太郎)
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