【京都市上京区】桜から新緑へ、北野の天神さんで4月10日から御土居の青もみじが特別公開されています!

 「北野の天神さん」として親しまれる北野天満宮で、御土居の青もみじ苑が2021年4月10日から特別公開されています。6月27日まで。

北野の天神さん

 学問の神様、菅原道真を奉る全国1万2千社の天満宮、天神社の総本山の北野天満宮では、昨今、秋には史跡御土居の紅葉が名を馳せています。

 例年、青もみじのこの時期も公開をされますが、昨年はコロナ禍で中止となったため、2年ぶりの公開となりました。

清々しい新緑

 本能寺の変の後、京に上った豊臣秀吉が天下掌握を進めるとともに都の大改造を行いました。

 その都市政策の一環で、都を外敵から守る防塁と鴨川の氾濫から守る堤防として、北と東の端は寺院を移転させ、寺町や寺の内といった通りを形成し、西と南の端には御土居を築かせました。

北野天満宮の御土居

 そのほとんどが撤去されましたが、京都市内の数か所に国の史跡として残されています。北野天満宮の御土居は、残された史跡の中でも最大で、かつては紙透きが行われていた紙屋川に架かる鶯橋の朱色に映える清々しい新緑が楽しめます。

紙屋川に架かる清々しい新緑平日の昼間は空き空きです。出かけられる方は少人数で、ソーシャルディスタンスを保ってお願いしますね。

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