【京都市下京区】義経と弁慶の出会いの地で、コロナ禍でも老舗商店街が活性化に頑張っていますよ! 松原京極商店街

 童謡では「京の五条の橋の上 大のおとこの弁慶は 長い薙刀ふりあげて 牛若めがけて切りかかる……」と源義経と弁慶の出会いが歌われていますね。しかし、今の五条大橋は豊臣秀吉が京の大改造で架け替えた橋なので、実際にはここではない筈です。

義経と弁慶

 ではどこか、今の松原通りがかつての五条大路であったため、松原橋ではないかとも言われています。しかしさらに有力な説が、松原通り西洞院にある五条天神社が出会いの場所で、橋は西洞院川にあったのではないかという説です。義経記や能楽橋弁慶からそれが覗えます。

五条天神社

 松原京極商店街はそんな義経と弁慶ゆかりの地として、商店街の歴史も古く、多くの老舗商店が軒を連ねています。コロナ禍の前は、弦楽器や太鼓のミニライブや商店街テーマソングのコンテストなども行われていました。

松原京極商店街

 現在はイベントもままならないため、力を入れ始めたのが、フェイスブックなどネットでの情報発信です。さらに商店街のYouTubeチャンネルを開局し、このほど会員店紹介動画が完成し、各店舗のユニークな紹介がこれから一店舗ずつお披露目となります。

井上漬物店

 明治五年創業で、百余年続く井上漬物店の店主でもある振興組合の井上昌則理事長は、「撮影など慣れていない人間ばかりで大変でしたが、なんとかできることで商店街を盛り上げようとみんなで頑張りました」と語ります。 

また、京都市内にある京極の名のつく五つの商店街の京極繋がりで、共同マップもこの度完成しました。

京極繋がりで、共同マップ

 ステイホームが多くなる昨今、地元の商店街でお買い物されてはどうでしょうか。きっと新しい発見がありますよ。

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