日本で最初の中央市場である京都中央卸売市場と共に誕生した、創業95年になる「京都　一の傳」が、手掛ける素材の旨みを引き出した西京漬、その秘伝の味がなんと、おうちで味わえます。

　これまでも柳馬場錦上ルの京都一の傳 本店１Fで販売されてきましたが、2021年8月25日には、京都駅ビルの伊勢丹地下1Fに物販の店舗がオープンし、より手軽に購入できるようになりました。

　店名は「誠意を持って人に接する心を伝え続ける」という信念を表す「誠意一傳」からきているのだとか。西京漬は、京都の白味噌「西京味噌」を使って作られる味噌床に、魚や肉の切り身などを漬け込んで作る京都の歴史と風土が育んだ伝統の品です。

　西京味噌の名の由来は、江戸に遷都した明治維新以降、京都が西の京となった歴史になぞらえています。もともとは、海から離れた京都でも、美味しい魚を食べられるようにと保存性を高めるため、味噌に漬け込んだことがはじまりと言われています。

京都　一の傳　提供

　京都一の傳の西京漬は「蔵みそ漬」として、銀だら、さわら、金目鯛などの脂乗りのよい厳選した魚を、独自配合の秘伝の味噌床にじっくり二昼夜漬け込む、伝統の「本漬け」製法で作られています。手間暇は惜しまず、季節や温度、魚の種類や形によって漬け込む時間を変え、一つひとつ手作業で切り身にしています。

　一番人気の「銀だら 蔵みそ漬」は、モンドセレクション最高金賞を3年連続受賞している逸品です。無添加で、とろける口当たりとまろやかな味わいは、年代を問わず安心して楽しめます。お得な3種お気軽セットを購入して帰りました。西京漬の美味しい焼き方を記載した「焼き方のしおり」も付いていました。

　西京漬の他、ご飯の友シリーズも大好評。中トロ 贅沢煮、ゆず風味明太子、はも湯葉ちりめん、食べる銀だら味噌など食欲をそそるものばかりです。

　緊急事態宣言中は休業中ですが、本店2階には、生け花や京都の四季を感じる絵画が飾られ、京風情たっぷりなお食事処もあります。お食事処が開くまではおうちで西京漬をお楽しみください。

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