【京都市上京区】二条城近く、猪熊通の静かな路地長屋で見つけた小さなパン屋さん。一品一品のこだわりが凄い!

 世界遺産である二条城の北門、猪熊通を上がっていくと、ともすれば見落としてしまいそうな小さな路地に、パンダのノドカちゃんがひょっこり顔を出す控えめの看板が設置されています。奥に入ると、手作りの杉玉らしきものが吊るされた、小さな町家の中に、きれいに磨かれたショーケースがうかがえます。
ぱんだよりノドカ
 食パンからひょっこりはんのパンダのノドカちゃんは、奥様のデザイン。ランチバッグやハンカチなどノドカちゃんグッズも好評の売れ行きだとか。2011年1月31日に御所西で開業以来、夫婦二人三脚でお店を切り盛りされています。「ぱんだよりノドカ」は、静かな環境の小さな町家でじっくりと美味しいパンを創作して提供したいと4年前この地で開業されました。
ぱんだよりノドカ
 四角いのやら丸いのやらくねくねしたのやら、それぞれに主張しながら、ぎっしり可愛い小振りのパンたちが並びます。イーストフードや保存料などは一切使わず、国産小麦でつくる天然酵母や極少量のイーストを使った低温長時間発酵パンなど、優しい素朴なパンをベースに、パンの焼き時間や配合、生地の種類などをこだわりに応じて一つ一つ変え、同じものはありません。
ぱんだよりノドカ
 人気の天然酵母生地の全粒粉食パン、棒チョコを包んで焼いたチョコフランスは、外が薄くパリッとした食感なのに中は柔らかくふわっと食べられます。京丹波町いづつ屋さんの無添加ソーセージと有機トマトソース、チーズ、オリーブの実を包んで焼いたカルツォーネ(包みピザ)は、低温長時間発酵生地でもっちり感のある生地の中から具材の濃い旨みが溢れます。
ぱんだよりノドカ
 生地にほうじ茶の粉末を練り込み、栗の渋皮煮を包んで焼いた、ほうじ茶香るマロン型パン。葉とらずリンゴジャムパンは、青森県せいの農園さんの葉とらず栽培りんごのジャム独特のあっさりした甘さとふんわりブリオッシュ生地が相性抜群です。
ぱんだよりノドカ
 2021年も9月に入って、少し外に出やすくなってきましたでしょうか。散歩がてら、猪熊通にはいったらゆっくり進んで見つけてくださいね。
 
2021/09/09 08:09 2021/09/09 08:09
HOTSUU

号外NETの広告出稿はこちら

号外NETメルマガ

号外NETゲームポータル

号外netは持続可能な開発目標(SDGs)を支援します

号外netへの提供提供求む!

号外net 全国で地域ライター募集