【京都市中京区】京では「たぬき」はあんかけ蕎麦のことなんです。明治元年からやってる新京極のそば屋さんが美味しいです。

 新京極商店街の人通りは、2021年9月13日、緊急事態宣言も延長され、かなり少なくなっています。四条寄りを歩いていると、ひと際風情のある白い蔵が印象的な『道場 田ごと』がありました。小腹が空いたので蕎麦もいいなあということで入ってみました。
田ごと たぬき
 明治元年から続く老舗のお蕎麦屋さんです。屋号は、信州の更科の姨捨山に、安藤広重の描いた「田毎の月」で有名な月の名所があり、お店があったところが「道場」という地名だったことからきているのだそう。
田ごと たぬき
 メニューはというと、天ぷら御膳やそば寿司御膳といった定食メニューや丼ものが充実しています。蕎麦は京都の湧き水で仕上げた自家製二八蕎麦、麺類はお蕎麦とうどんが選べます。カレー仕立ての蕎麦とうどんも人気です。食べてみたかった、あんかけ仕立てそばを注文しました。
田ごと たぬき
 刻んだ油揚げと九条葱の入った「たぬき」、いわゆるかき玉の「けいらん」、五目の入った「のっぺい」の三種類から選べます。「たぬき」を食べると、とろりとしているのに、さっぱり目の甘さの混ぜ物のないシンプルな餡におろし生姜がじわっと広がって美味。なんとなく、はんなりと京の味やなあと感じます。
油揚げを玉子でとじた京都ならではの衣笠丼ももちろんありますよ!
田ごと たぬき
 
『道場 田ごと』の場所はこちら↓
 
2021/09/15 08:09 2021/09/15 08:09
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