【京都市東山区】東福寺から徒歩3分、普通の古民家カフェで出される「幸せになれるコーヒー」が優しい味で美味しい!一日中いたくなりますよ。
観光名所としても名高い臨済宗東福寺派大本山東福寺から徒歩3分にある「パンとコーヒーとひらりんと…」は築100年を超える古民家をリフォームしたカフェです。2021年の11月30日、紅葉真っ盛りの東福寺に行く前に、早朝からやっているモーニングにやって来ました。
ほんとに普通の家の玄関を入っていくと、普通の家庭がそのまま開放されている感じのしつらえでした。モーニングを注文しました。運ばれてきたのは、一見、コスパは良いが普通のモーニングメニューかなと思いましたが、これが、一つ一つ丁寧に仕上げてあって、具材も安心、安全な食品にこだわっているようでした。実際美味しい。
コーヒーを運んでこられたのがオーナーで、「幸せになれるからふくふくコーヒーです。」と言って出していただきました。オーダーが入ってから豆を挽いて、1杯ずつハンドドリップしている「ふくふくブレンド珈琲」は、少し冷ましかけのようなコーヒーで、飲んだ後になんとなく力が抜けてほっとする感じの優しい味です。砂糖やミルクがなくても飲みやすい、とてもまろやかなコーヒーでした。
ネクタイをされているので、どうしてとお尋ねしてみると、「午後から社長として会社に出勤するんですよ」と。終日の切り盛りは、奥様で店長の平林千代美さんがされています。40代で大病を経験したオーナーは、「遺産として残せるものとして、人が集まる場所を作りたかったので、古民家をリフォームして家庭的な店を作ったんです」と明るい笑顔で語ります。
普通の家庭で工夫して安心なご飯を家族に提供している感じのお店です。メニューもいろいろあります。11時から注文のできる自家製の十割蕎麦が美味しいと評判ですし、おはぎなども人気です。ル・ブランのケーキ、coco・kirariのタルト、PuPuの焼きドーナツ、ふくふくそば粉クッキーなど店主が厳選したスイーツも販売されています。地域の人たちが時々ちょっとした集まりにも利用されているようでした。
おうちに帰ったようにほっこりしたいとき立ち寄られてはいかがでしょうか!