四条河原、鴨川のほとりに立つ歌舞伎の創始者、出雲の阿国の伝説が今も語り継がれる!
京都四条大橋は今日もいい天気です!
京阪祇園四条駅の四条大橋側の出口の側に女性の像が立っています。
その女性の像は、出雲の阿国(いずものおくに)
阿国の像がここに立っていることに何か理由があるのでしょうか?
阿国が生まれた時期は、定かではないのですが、出雲の阿国と呼ばれたことから、一説によると出雲大社の巫女であったとも言われています。
興行で有名になった出雲の阿国は、慶長13年(1608年)には四条河原ではじめて女歌舞伎が行われ、この四条河原が歌舞伎発祥の地と呼ばれる様になります。
阿国のその後については正確な記録が残っていません。
一説によると出雲に戻り尼となったとも伝えられていますが、定かではありません。
また亡くなった歳についてもよくわかっておらず、お墓も出雲大社近くと京都の大徳寺高桐院にあり、その人生には多くの謎が残っています。
この地で歌舞伎が流行し、現在の劇場・南座で歌舞伎が行われていることを考えると、歌舞伎と深い縁がある場所と言えますね。
(がんばるマン)