京都・西本願寺で新選組文書が新たに発見、鬼の副長・土方歳三の苦悩生々しく
西本願寺(京都市下京区)が、幕末に境内に駐屯した新選組とのやりとりを書き留めた文書類が新たに発見されました。
当時の状況を記した史料はこれまで知られておらず、「鬼の副長」と恐れられた土方歳三の苦悩や焦りがにじむ貴重な発見のようです。
慶応元年6月の「諸日記」には、200畳の広さがある北集会(しゅうえ)所に駐屯した隊士の様子が生々しく記されています。土方は畳1枚に隊士1人が寝る手狭な環境と炎暑によって、「誠々以凌兼」(誠に誠に我慢できない)ので病人が出て隊士の不満を制止できない、と同寺に窮状を説明し、阿弥陀堂の一部、畳50枚分の貸与を願い出た結果、寺側が代替案として北集会所の改修を申し出るとの返答に土方から感謝の手紙が届けられたとの記述があったそうです。
歴史のスーパースターといえども、組織の運営や生活に頭を悩ませていた意外な素顔が見える貴重な資料ですね!
(はんなり菊太郎)







