鴨川で「ごり押し」語源のゴリ漁を『京の川の恵みを活かす会』が再現、ゴリの生態調査を実施
みなさんは「ごり押し」という言葉をご存知でしょうか?
辞書で調べてみると、「強引に自分の要求などを押し通すこと」と書いておりました。
今回、その「ごり押し」の語源となったゴリ漁が『京の川の恵みを活かす会』主催で再現され、ゴリの生態調査も実施されました!
(写真は京都新聞より)
かつて京都でよく食べられた小型の魚「ゴリ」が鴨川にどれほどいるかを調べる活動がこのほど、京都市の御池大橋-三条大橋間の鴨川で行われた。強引に物事を推し進める「ごり押し」の語源となった漁の再現が行われた。
京都府や市、漁業関係者などでつくる「京の川の恵みを活(い)かす会」の主催。ゴリはカワヨシノボリの別称で、料亭などで出され、食通で知られる北大路魯山人もその味を絶賛した。1970年代以降は鴨川の水が汚れて食べる人も少なくなり、ゴリの生息数はわからなくなっていた、という。
活動には、京都水族館(下京区)の学芸員や親子連れら15人が参加した。参加者は高知県の四万十川で行われる「ガラ曳き」と呼ばれる漁法で調査。さらに、わらの束で川底をたたきながら下流から、上流に設けた網へ追い込む「ゴリ押し」漁も行った。
2回の調査で389匹のゴリを確認した。活かす会代表の竹門康弘京都大防災研究所准教授は「鴨川の豊かさを見ることができた。多くの人にこれだけの魚がいることを知ってもらいたい。来年以降も続け、食べる機会を作れるようにしたい」と話した。
鴨川も整備が整い、魚や水鳥が増えてきていますね!昔の様に自然豊かな鴨川を作っていきたいですね!
(はんなり菊太郎)
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