【京都市東山区】京都地方気象台が3月26日桜(そめいよしの)満開宣言を発表しました! 女子旅に大人気のインスタ映えスポット。可愛い「くくり猿」を吊るすと願いが叶うと言いますよ! 八坂庚申堂
京都地方気象台が2021年3月26日、桜(そめいよしの)満開宣言を発表しました。平年よりも11日早く、最速だった2018年よりも2日早い宣言となりました。
さて、東山の八坂の塔にも春がやってきました。境内の桜ともマッチングしていい感じですね。
八坂の塔の傍らにある八坂庚申堂は、正式には「大黒山 金剛寺 庚申堂」といいます。実は、日本三庚申の一つで、中国の道教を由来とする庚申信仰を日本に広めた由緒ある寺院です。
その庚申堂が最近になって「京都最強の映える新スポット」とまで言われ、女子旅でも大人気。何故かというと、境内に飾られた、カラフルな”くくり猿”が話題を集め、着物を着て一緒に撮ればインスタ映えすると、いわゆる「バズって」いるからなんです。
“くくり猿”とは、手足をくくられた猿、欲を一つ我慢すると願いが叶うということを表しているのだとか。好きな色のくくり猿を選んだら、叶えてほしい願いをペンで書き込み、本堂に欲を一つ我慢することを誓い、境内に吊るすと願いが叶うと言われています。
境内には「見ざる、言わざる、聞かざる」の3匹の猿がいたるところに隠されていますので、それを発見する楽しみもあります。
八坂の塔近隣の民家の軒先にも「くくり猿」が飾られています。これは八坂庚申堂にならって、5匹のくくり猿をご縁猿と名付けて、商店会の方々の手づくりでつくられています。一番大きいのは父、二番目は母、三番目以降は子供というように家族の身代わりと厄除け、お客様とのご縁を願掛けしているのだそうです。
くくり猿は、ひとつずつ手作りされていて、平日は100個、週末は300個の限定販売。無くなり次第終了なので、早い時間の参拝をしてくださいませ。