【京都市中京区、東山区】祇園祭山鉾連合会は4月15日、祇園祭山鉾巡行を今年も中止すると発表しました。

 新型コロナウイルス感染者の増加に伴い、公益財団法人祇園祭山鉾連合会は、2021年4月15日、昨年に引き続き、7月に行われる祇園祭の山鉾巡行を中止すると発表しました。

記 

 令和3年度の山鉾行事について、前祭山鉾巡行並びに後祭山鉾巡行は、新型コロナウイルス感染症の影響により、現状では行える状況にないため、中止とする。なお、それ以外の行事については、今後のコロナウイルス感染症の状況を踏まえて、決定する。  以上           

公益財団法人祇園祭山鉾連合会 理事長 木村 幾次郎

祇園祭山鉾連合会

 貞観5年(863年)に疫病が流行り、その後、大地震や、富士山の噴火など、全国的な災いが相次ぐ中で、神泉苑にて御霊を鎮めるため朝廷による御霊会が行われました。

神泉苑

全国の国の数、66本の鉾を立て、 祇園社(八坂神社)から神泉苑に御輿を送り、厄払いをしたと言います。後に、これが町衆の祭典として、 鉾に車を付け、飾りを施して 京の都を練り歩く、今では祇園祭のハイライトともなっている山鉾巡行となりました。

祇園社(八坂神社)

 山鉾巡行が2年以上中断するのは、戦中から戦後の1943年から47年に取りやめとなって以来と言います。

疫病退散の祭り

 一か月間を通じて180万人の来場者ともいわれる祇園祭での感染症対策は困難とのこと、疫病退散の祭りが開催できない状況は複雑な心境ですが、早く収束するようみんなで頑張りたいですね!

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