【京都市中京区】令和三年は芹澤鴨がイメキャラです。エレガンスな誠帖が6月21日から発売されています。 壬生寺

 壬生狂言や新選組ゆかりの寺として名高い「律宗大本山壬生寺」で2021年6月21日から恒例の「誠帖」が発売されています。御朱印としても使える自由帳です。

「律宗大本山壬生寺」

 令和三年限定版の誠帖は、酒好き傲慢な一方で心優しい一面もあったともいわれ、壬生、島原の街を自由奔放に駆け巡った新選組・初代筆頭局長の芹澤鴨がモチーフにされています。誠帖としては初のグラデーションカラーとなっていて、エレガントな雰囲気があります。阿弥陀堂内売店で販売されています。

芹沢鴨がモチーフ

 また、2020年限定版の近藤勇をモチーフとした誠帖、および通常版の誠帖も引き続き売店にて販売されています。

通常版の誠帖

 壬生寺は、鎌倉時代の終盤に、円覚上人が仏の教えを身振り、手振りの無言劇にし、壬生大念仏狂言にしたところ、新選組ゆかりの寺でもあり、境内の壬生塚には新選組隊士の墓塔が奉られています。芹澤鴨の墓も境内にあります。

通常版の誠帖

 坊城通りに沿って北に行くと、新選組発祥の地で、芹澤鴨が暗殺されたという八木邸もあり、当時の刀傷なども公開されています。八木邸は、室町時代後期より壬生の地にあり、以来、四百年十五代にわたり相続している旧家です。

八木邸

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