【京都市上京区】西陣の旧消防署施設を再利用、7月10日西陣コネクトのマルシェが開催されていました。ホテルでは7月30日まで、新ブランドの展示会も開催中です。

　西陣の魅力を広く発信し、西陣にインパクトのある革新が発生しやすい環境をもたらすための活動を続ける「西陣connect」が、地域内外の人やもの、情報が集まる経由地を目指して、拠点とする元大宮消防出張所施設で、2021年7月10日、これからの取り組みの第一弾となる西陣コネクトワンデイマルシェを開催しました。

　今回出店したのは、自家製酵母パン「marupan」、オリジナルブレンド紅茶「ha le the（ハルテ）」、焼き菓子「菓舗カワグチ」、創業大正5年のあられ「東坂あられ」、自家焙煎ハンドドリップコーヒーの「Fire Fighter Cafe」の5店舗と直営で産地直送の減農薬野菜などが販売されました。

　マルシェを取り仕切るROWOUT.incの村戸美樹さんは、「常設店舗を持たないお店もありますが、いずれもオーガニックなど素材にこだわった人気店です。地元の人とのつながりももっと持って、食品だけにこだわらず、今後も、情報や知識を得ることができ、人が集い新しい交流ができる場所、とにかくワクワクする場所として定期的に開催していければ。」と意欲を語ってくれました。

　また、同会場奥と京都ブライトンホテル(京都市上京区、御所西側)1階ロビーエントランスにおいて、2021年7月30日まで、西陣産業と地域活性化をめざすブランドとして、西陣コネクトが開発した作品を一堂に展示する「西陣connect展」が開催されています。

西陣コネクトでは、「京都の伝統あるモノづくり集積地、西陣から、職人たちと世界中の新たな技術やブランドとをつないで生まれた商品を販売し、 西陣の文化を次世代につなぐ新たな価値を生み出していきたい」と話しています。