【京都市東山区】2021祇園祭が神事をすべて終えました。静かになった八坂神社を散策してみると……。

 2021年の祇園祭は、7月28日に、八坂神社で行われた「神輿洗式」で、1か月間の神事がすべて終了しました。今年もまた神社内を出ることはなく、舞殿に厳かに飾られていた神輿が神水で清められ、神輿庫に収められました。
八坂神社
 かつては祇園社、祇園感心院と呼ばれた、現在では、京都のシンボル的存在の八坂神社ですが、祇園祭はこの八坂神社のお祭です。平安時代の貞観11年(869年)に京の都をはじめ日本各地に疫病が流行した時、平安京の広大な庭園であった神泉苑に、当時の国数の66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、災厄の退散を祈り、祇園御霊会を催したのが起源とされています。
八坂神社
 
 2020年に、国宝に指定された神社の本殿を通り過ぎて、奥に向かうと、社殿前に神水が湧き出る摂社があります。この神水は「美容水」とされていて、肌の健康はもとより、心から美しく磨かれるとして参拝の皆人々に親しまれています。 ただし、神社によると2,3摘そっと肌につけるのがご利益があるのだとか。
八坂神社美容水
 この美御前社(うつくしごぜんしゃ)には、多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)という、美人の誉れ高き宗像三女神が祀られています。
八坂神社美容水
 このことから、美御前社には、財福、芸能、美貌の神としての信仰が生まれました。美への信仰者や美理容関係者からも多く崇拝されています。みなさん、八坂神社へお越しの際はぜひ、この美人の社へもお参りください。
 
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