華道家元池坊は、2021年11月10日(水)~15日(月)に、江戸時代前期から続く花展「旧七夕会 池坊全国華道展」を華道発祥の地である六角堂と池坊会館で開催しています。後水尾天皇が宮中での大立花会を催した際に、二代池坊専好が指導者として招請されて以来続く、日本最古の花展です。
また、池坊会館3階のいけばな資料館では、六角堂に伝わる聖徳太子ゆかりの歴史資料を一挙に公開する特集展示「聖徳太子といけばな」が開催されています。いけばなのルーツともなった仏前供花の三具足(みつぐそく)の生け花展示や珍しい聖徳太子騎馬像(馬上太子像)、普段は本堂にある聖徳太子二歳像(南無大師像)など、数々の貴重な資料も特別展示されています。

池坊華道会撮影許可 転載不可
開会式で池坊専好次期家元は、「コロナ禍で分断された人々の絆を、和と美をもって考え直すことは、国難を乗り越え、世界平和にもつながっていくこと」と話しました。その後行われた、2022年の10月31日まで行われる聖徳太子千四百年大遠忌事業の開白法要にあたっては、これまで太子御遠忌で家元がその時代の松を生けてきた先例に倣い、池坊専永家元が本尊如意輪観世音菩薩に立花新風体を手向けました。
作品展には池坊らしい、いつも時代の新しい風を呼び起こすような力作が並んでいます。特別展示もめったに見られない貴重な展示の数々です。これまでいけばなにかかわりのない方も、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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