【京都市中京区】市場の鎮守社はまるでミニテーマパーク、楽しく参拝できますよ! 錦天満宮
錦市場を河原町方面に突き当たって、新京極商店街にあるのが、錦天満宮です。
菅原道真の父親である菅原是善の旧邸・菅原院に由来し、天正15年(1587年)の豊臣秀吉の都市計画でこの地に移転した「歓喜光寺」の鎮守社でしたが、明治5年(1872年)には神仏分離令によって神社が独立。「歓喜光寺」は東山五条へ(後に山科へ)と移り、錦天満宮だけが残りました。
以来、周辺繁華街や錦市場の鎮守社として、地元の人たちの信仰が篤く現在に至っています。なかでも京の名水のひとつである「錦の水」は、地下百尺(三十数米)から、こんこんと湧きでていて、朝早くから多くの方々が、参拝とともにお水取りに来ています。
小さな社ですが、中には楽しい仕掛けがいっぱい。獅子舞おみくじは動きがかわいらしいと芸舞妓さんたちも訪れたりします。
ロボット紙芝居は、菅原道真と天満宮の歴史が分かりやすく解説してあります。お子さんたちにもぜひ、見せてあげてくださいね