【京都市下京区】弁慶と牛若丸の商店街でオリジナルコーヒー販売! 商店街活性化にYouTubeで情報発信
松原通新町~大宮通の松原京極商店街は、義経と弁慶ゆかりの地として、商店街の歴史も古く、多くの老舗商店が軒を連ねています。コロナ禍の前は、弦楽器や太鼓のミニライブや商店街テーマソングのコンテストなども行われていました。
2021年の今は、イベントができない中でも、商店街の魅力を発信しようと、井上昌則商店街振興組合理事長を先頭に様々な取り組みをしています。
取り組みの一環で、松原商店街オリジナルブレンドオーガニックコーヒー豆の販売が始まりました。明治五年創業で、百余年続く井上漬物店内にて販売しています。
題して、弁慶ブレンドと牛若ブレンド。「弁慶は深煎りのコク、その中に甘さも感じます。牛若は浅煎りの香り、実は牛若の方が刺激的です。少しでも商店街の話題作りになれば」と井上理事長は言います。
また、商店街内のカフェギャラリー「ときじく」にて、サイフォン抽出で楽しめます。「ときじく」さんは、商店街の人たちや情報が集まるオアシス的存在です。近隣で活躍する作家さんたちのギャラリーを兼ねていて、友禅雑貨、絵本、絵画などの展示があったりします。商店街の和牛専門店㈱松原キムラ本店のひき肉を使ったトマトベースのカレーが人気です。
作家さんを招いての体験学習や夜は、第一線で活躍する、JAZZピアニストの演奏に酔いしれたり、舞台俳優さんの朗読に心癒されたりと、時をわすれて楽しめるイベントを、きままに開催しているのだとか。
商店街で、力を入れ始めたのが、フェイスブックなどネットでの情報発信です。さらに商店街のYouTubeチャンネルを開局し、このほど会員店紹介動画が完成し、各店舗のユニークな紹介が一店舗ずつお披露目されています。
コロナ禍で遠出もなかなかできないですし、地元の商店街に足を運んでみるのも楽しいのでは!