【京都市中京区】この時期、ストレートにお金欲しいと願ってもええんやない!黄金鳥居の神社が人気です。御金神社
御池通から西洞院通りを少し上ルと、目が眩むほどの輝きを放つ、御金神社の黄金の鳥居が見えてきます。近年は、金運上昇、資産運用、事業の発展や商売繁盛、金融、証券・株取引や不動産、宝くじ、ギャンブルの成功に至るまで、国内外より多くの人たちが、あらゆる金銭にまつわる願いごとを祈願しています。
その由来は、金・銀・銅をはじめとする全ての金属類、鉱山、鉱物(鉱石)を護り給う「金山毘古命(かなやまひこのみこと)」を、主祭神として奉っているからです。
神社のほど近くにある、「両替町通り」は、かつて徳川家康により設けられた、「金座」と「銀座」があり、江戸幕府の金貨鋳造を担い、各地の金銀細工業者がこの地に集められていました。「金座」廃止後も、この場所には多くの両替商が軒を連ねていました。
神社の隣通りには、「釜座(かまんざ)通り」があります。この辺りは、平安時代より、鋳物職人である釜師が集まり、特権が与えられ茶釜の鋳造を行っていました。この地域一帯が金に関わるゆかりの地なんですね。
御神木の銀杏は、樹齢200年を超え、京都市内有数の大樹です。絵馬やお守りも銀杏の木をかたどっています。これもまた秋には黄金に色づきます。
黄金に輝く鳥居や神額は、近年、氏子や地域住民の奉納によって、京都の老舗金箔会社 堀金箔粉株式会社により、屋外でも色褪せることのない塗料が施され、塗り替えられたといいます。
コロナ禍の中、みんなが金銭でも大変な中ですから、ストレートに「お金が欲しい」と願ってもいいのではないでしょうか。