【京都市中京区】「街の灯を消さない……」と頑張ってきたのに悔しい。京野菜が売りの創作居酒屋のインスタ投稿に共感と励ましの声が集まっています!
「皆さま、ごめんなさい、コロナに負けました。8月31日(2021年)まで、五十家グループ全店休業します。街の灯を消さない!!を目標に営業し続けてきましたが、今回は負けちゃいました。(泣)8月いっぱい全店お休みをいただくこととなりました。9月からはまた皆さんにワクワクな空間、安心できる場を提供できるよう、スタッフしっかり体調を整えてむかえますので、是非楽しみに待っていてください。9月以降のweb予約は受け付けていますので、よろしくお願いします。ちくしょー!9月リベンジやーー!!」
京都市でまん延防止等重点措置が発出される中、悔し泣きするスタッフの顔が掲載された同グループのインスタ投稿に、共感や励ましの声が集まっています。つい1カ月ほど前には、「やっとお酒お出しできます!!!感染防止は徹底した上ですが、皆さんにお食事を楽しんで頂けたらとこちらもワクワクしています!!」と同じインスタに投稿されたばかりでした。
コメント欄には、「絶対閉店しないでくださいね」「来月、行かせていただきます♪ 料理も美味しいですが、ホスピタリティの素晴らしさも気に入ってます。応援してます」「残念です」「9月に必ず行きます」といった共感や励ましの声があいついでいます。
同グループは、「畑から料理をデザインする。旬の京野菜を美味しく食べよう」をコンセプトにし、京都市内に5店舗を運営しています。少し紹介します。
四条河原町少し北を木屋町の方に入った路地にある「お野菜とワイン 五十松」は、いつも「いらっしゃいませ」と若いスタッフたちの大きな掛け声が耳に心地よい明るい店です。「京野菜をワインに合わせて美味しく楽しく!」と、京都の乙訓の里、 長岡京市にある五十棲農園や協力農家から毎朝届く旬の京野菜たちを厳選したワインに合う料理に工夫して調理し、提供されています。
野菜中心のメニューがたくさんあります。おっきな丸い賀茂ナス田楽、アボカドとサーモンのわさびタルタルが絶品、ここにも細かく調理した野菜がふんだんに使われていて、クラッカーと食べるとついついもう一つと食が進みます。
3500円のリーズナブルなコースでも、前菜盛り合わせ 協力農家産朝採れ野菜と果物のサラダ 季節野菜のグラタン 農園野菜と京丹波高原豚のしゃぶしゃぶ 焼き魚 黒毛和牛カイノミステーキ 季節の炊き込みご飯 デザートとボリュームも満点、これでもかというくらい出される野菜の一つ一つも肉魚類の味も申し分ありません。
生野菜にはシンプルなワインを、ピクルスには少し酸味のあるワイン、野菜にチーズや動物性の食材の盛り合わせにはしっかりとしたワインをと、ズラリと並んだワインセラーから料理に合うワインを厳選、新鮮な食材の料理との絶妙なマッチングを目いっぱい堪能することができます。
店長さんは「京野菜とワインのマリアージュを楽しみながら、肩肘張らずカジュアルに食べてください」といいます。こんないい店は何としても応援したいですね。頑張ってほしいです。